食育

食育目標

健康な生活の基本としての食を営む力の育成に向け、その基礎を培う

目指す子ども像

・おなかのすくリズムが持てる子
・食べたいもの、好きなものが増える子
・自然の恵みや食べ物に携わる人々に感謝の気持ちを持つ子
・一緒に食べたい人がいる子
・食事づくりや準備に関わる子
・食べ物を話題にする子

各年齢のねらい

年齢 ねらい
0歳児 楽しく、進んで食べようとする
1歳児 食べる喜びや楽しさを味わい、進んで食べる
2歳児 食材に見て触れて、食べ物への関心を高める
3歳児 友達と食べる喜びや楽しさを味わい、食物の大切さに気付く
4歳児 食事の基本的なマナーを身につけると同時に、自然の恵みに感謝する
5歳児 食を通して、自然の大切さを知り、自然の恵みとしての食材や
生産者、調理してくれる人への感謝の気持ちをもつ

食育指導の内容

  1. 栄養学習…「体の仕組み」「食事のマナー」「食べ物クイズ」
  2. クッキング
  3. 食農体験
  4. 昼食やおやつの食材の下ごしらえ

行事・歳時食

4月 豆ご飯 8月 とうもろこしご飯 12月 クリスマス献立
5月 柏餅・お茶の葉の天ぷら 9月 おはぎ(お彼岸)・お月見 1月 餅つき・大根炊き
6月 水無月 10月 焼き芋 2月 節分献立
7月 七夕献立・うなぎ丼(土用の丑) 11月 豚汁作り 3月 おはぎ(お彼岸)・お別れパーティー

クッキング

ねらい

  • 作る楽しさを知る
  • 自分たちで作った物を楽しく食べる
年齢 年齢別ねらい 献立例
0歳児 食材に触れる うどん
1歳児 食べることを楽しむ 餃子の皮ピザ、きゅうりの中華漬け
2歳児 食材に興味を持つ 餃子の皮ピザ、バター、ドーナツ
さつまいも餃子
3歳児 友達と協力し、食べる喜びや楽しさを知る バター、野菜チップ、団子作り
4・5歳児 自分で収穫・調理し、食材の大切さを知る バター、いももち、切り干し大根
団子、ホットケーキ

餃子の皮ピザ作り(1歳児)

さつまいも餃子作り(2歳児)

お月見団子作り(3歳児)

食農体験

畑で育てている野菜

なす・スイカ・枝豆・ズッキーニ・きゅうり・ししとう・トマト
ピーマン・かぼちゃ・とうもろこし・大根・ねぎ・白菜

昼食やおやつの食材の下ごしらえ

年齢 内容
0歳児 豆腐くずし  葉物野菜ちぎり きのこさき
1歳児 葉物野菜ちぎり  きのこさき  にんじんの型抜き
ピーマンの種取り
2歳児 葉物野菜ちぎり  きのこさき  にんじんの型抜き
ピーマンの種取り ブロッコリーさき  豆むき
3歳児 葉物野菜ちぎり  とうもろこしの皮むき ピーマンの種取り
豆むき
4歳児 とうもろこしの皮むき ピーマンの種取り 豆むき ごますり
5歳児 ふきの筋取り とうもろこしの皮むき ピーマンの種取り
豆むき  根菜を切り  豆腐つぶし

えんどう豆の豆剥き(4歳児)

空豆の豆剥き(2歳児)

キャベツちぎり(3歳児)

豆腐くずし(0歳児)

オクラの産毛取り(5歳児)

とうもろこしの皮むき(3歳児)

まいたけさき(1歳児)

さつまいもつぶし(0歳児)

ちんげんさいちぎり(1歳児)

食育だよりの発行

月に1回発行する。
内容…園での食育の様子・人気メニューのレシピなどを記載

昼食とおやつ

〇昼食、おやつは、管理栄養士が立てた献立をもとに、調理室にて調理したものを提供します。
〇 3歳以上児は、主食費として月1,500円を集めさせていただきます。
〇 持ち物(3歳以上児)
おはし・コップ(給食用の袋に入れ、毎日洗って清潔なものを持たせてください。)
〇自分で食べようという気持ちを大切に
保育者の手助けはできるだけ控えめにし、自分で食べようとする意欲を高めるようにしています。

献立例


昼食
(ご飯・鶏の照り焼き・春雨サラダ・スープ)

行事食(節分)
(手巻き寿司・おかか和え・味噌汁)

おやつ
(ココアマフィン・牛乳)

離乳食

〇離乳食はご家庭と連携をとり、成長に応じて個別に準備します。
〇乳児の粉ミルクは園で準備します。明治乳業の「ほほえみ」と「ステップ」
を使用しておりますが、それ以外の会社のものをご希望の方はご相談くだ
さい。調乳には、逆浸透膜浄水器で精製された85度のお湯を使っていま
す。
〇哺乳瓶と乳首は熱湯消毒したものを使用しています。
〇冷凍母乳をお持ちになりたい方は、お預かりしますのでお申し出ください。

献立例


ゴックン期
(つぶし粥・にんじんペースト・ブロッコリーペースト・さつまいもスープ)

モグモグ期
(お粥・鶏のブロッコリー煮・スープ)

カミカミ期
(お粥・鶏のブロッコリー煮・コンソメスープ)

パクパク期
(軟飯・鶏の照り焼き・きゅうりの黒ごまサラダ・コンソメスープ)

体調不良・食物アレルギーのある子どもへの対応

一人一人の子どもの心身の状態に応じ、嘱託医、かかりつけ医等の指示や協力のもとに、対応しています。