乳幼児期の遊びと学び
子どもは、自然や生活の中で出会う様々なものに、好奇心をもち、五感を精一杯働かせて、見たり、触れたり、聞いたり、味わったり、においをかいだりして、「何かな?」「どうしてかな?」と不思議に思ったことについて、探求を始めます。また、仲間のかっこいい姿を見て、憧れを持ち、自分もやりたい!と挑戦します。この最高に魅力的で自発的な遊びを通して、子どもはたくさんのことを学びます。時には困ったり失敗したりすることもあるでしょうが、その時、まわりの大人のあたたかいまなざし・ぬくもり・笑顔によって、安心と安定を感じとり、勇気と好奇心を復活させて、また新しい世界の探索を始めます。私たちは、遊びの中にある学びの芽を見逃さずに子どもたちの育ちを支えていきたいと思います。
子どもたちは遊びを通して学びを深めていきます。
0歳児
1歳児
大きな寒天を前にして子供たちは「なにこれ?」と触りたいのですが、まずは慎重につんつんつん。
触ってみてぷるぷるした感触に今度はきゅっと握ってみます。
指の間からぐちゅっとはみ出る感触に驚きます。
いろんなものを触りたいという探索活動の中でぐんぐん感覚が豊かになります。
2歳児
お友達と過ごす中で一緒にという気持ちが芽生え、楽しいこと・嬉しいことを言葉で伝えあい、共感するようになってきます。
芝生広場で保育士がつかまえたモンシロチョウに集まってきた子供たち。見るだけでなく触ってみるという行動がみられます。生き物への好奇心が強くなり、親しみを持つ気持ちが生まれてきます。
3歳児
初めは段ボールの上で二人で始まったピクニックごっこ。一人の子の呼びかけで段ボールの上にのりきれないくらいのたくさんのお友達が集まってきました。
4歳児
芝生広場で段ボールを発見!色んなアイデアが続々と出されます。言葉で思いや考えを伝えあいながら、お互いにイメージを膨らませ、素敵な段ボール車の完成です。
5歳児
ペットボトルの色水を外の光にかざすと色が違ってみえることを発見!!
日常生活の遊びの中にある「どうなのかな?」「やってみよう」(好奇心・探求心)を育みます。